わごむのびのび

ゲームとかアニメとかの感想とか

劇場版 少女歌劇レヴュースタァライト

一周しかしてないのもあって考察などはすごく抜けている時点の評価になります。
劇場周回したくないので、円盤出たらまた感想出す…かも


ネタバレ注意


うーーんそんなに面白くなかったなぁ。が率直な感想。
TVアニメ版の1,2話ぐらいの時って割と微妙だったと思ってるけど、なんというかそんな感じ。


○TVアニメの続きと彼女らの将来像
物語序盤に「これ」を描くぜ!と言わんばかりに進路調査が提示されたり、各カップリング毎の続編という感じでレヴューが展開されてむちゃくちゃ興奮しました。
劇場版でやるに相応しい、見たかったものをやってくれるの好き。
でも中身が伴ってないってのが正直な感想


○殺戮のレヴュー(タイトルあやふや)
つかみで派手なことやっとけと言わんばかりのパートだけど、後の話と特別なつながりもなかったし、やらなくて良くなかった?と思ってしまう。情報少なくて考察ムリなのでお手上げ。


○双香
カップリング厨ぶっ殺すと言わんばかりのゾーンのスタート
清水の舞台から痛トラで飛び降りたり、悪女香子が酒に溺れながら旦那(双葉)を詰問したり面白かったんですが、双葉が劇を続けたい理由がまったく描かれないから何か微妙なんですよね。双葉が香子に「私にもわがまま言わせろよ…」的なこと言うシーンに重みみたいなのを感じれなかったです。(ここのセリフ自体は超好き)
まあ、東京に飛び出て夢見てるミュージシャンよろしく、特別きっかけや理由があるわけじゃないのかもしれないですが、物足りない。


○じゅんなな
永遠に1番手になれない女と、もう一人の主人公のくせに一生みんなの引き立て役とかいう、書き手の趣味こじらせ過ぎカプだと思ってる
何かバナナが「期待外れだわ」って煽って痴話喧嘩してたら純那がもっかい主役目指すって言い出して、「私たち別々の道を歩むね…」的になってて私の頭は???状態でした。見落としでいいんだよね?描写不足じゃないよね?今回のバナナは終始よく分からん。。。


○真矢クロ
TVアニメで2人レヴューが無かったこともあり、少し優遇気味の長めのレヴュー。
クロちゃんが勝つ理由がよく分からない。全体的にTVアニメと反転した結果にすることをありきとした話、レヴューがほとんどなので展開にムリが生じているなぁってのが感想。
クロちゃんが勝つために真矢も動いてるから見てて違和感激しい。
結末を決めて描くのは良いけど、過程に必然性を持たせられないとうーーーん。
カッコいい剣戟で良かったよ


まひるひかり
まひるちゃんのホラーは良いなぁ!ってなるのに、光の行動が読み取れないので微妙な気持ちになる。
後に語られる、光の「より強い輝きに勝てないかもしれない」「華恋に勝ちたい(→勝てないかもしれない怖さ?)」で、華恋に会うのが怖いという気持ちの表れから逃げているのかもしれないが、この時にそれの描写やるのも変だしうーーむ?
まひるはほとんど個人曲2曲もらったようなもんだよなぁ。相方取られてるけど


○かれんひかり
?ポイントが多すぎるし最後のとこは尺足りないのか描写少なくて分からんかったのでメモだけ
過去の描写は丁寧に進むのに今の話は
・光は何でフランス?に帰ったの?
・最高の公演(約束を果たすこと)が出来て、次に何をすれば良いか分からなくなった華恋。何を燃料にして再起したの?
 過去の思い出は「次に向かううえで燃えていったもの」という感じの描写(過去の華恋はブースターの「外or後ろ」で燃やされている)だったので、「自分が舞台に立つ理由を思い出して再起した」演出ではないと認識している。
 キリンが燃料となってる辺り、華恋の燃料が憧れ、約束から→客からの期待orさらなる高み(輝き)を目指しての舞台になったのか?



全体的に結果ありきでキャラが不自然な動きに感じるとこが微妙に感じました。(お前が彼女らの何を知っているというのだろうか)
ただ、何度も見ないと、な作品なのは間違いないのでまた感想は変わると思います。

おわり